ケアプラン作成からサービス利用まで ①アセスメントとは?
マスター「ケアマネさん、とてもいい人そうだったね!」
ママ「そうね~少し頼りがいがないような気もしたけど・・・」
マスター「きっと大丈夫だよ!これで一安心だ~」
ママ「まだ何も始まっていないってのに、よく安心できるわね!」
マスター「え??あとはケアマネさんに全部お願いすればいいんじゃないの?」
ママ「あきれた・・・オセロ、なんか言ってやってよ・・・」
オセロ「マスター、まかせっきりはダメだよ!」
マスター「そんな目で見つめないでおくれ・・・」
1.ケアプラン作成からサービス利用までの流れ
何度かお話ししていますが、在宅で生活をしながら介護サービスを利用するためには、ケアマネジャーが作成する「ケアプラン」が必要です。
ケアプランはどのように作成されるのでしょうか?
以下の図をご覧ください!
ケアプランはケアマネジャーが作成するものですが、ケアマネジャーにまかせっきりにしてしまうと、充実したケアプランは作成できません。(ケアマネジャーの方も困ってしまいます!)
ケアマネジャーが中心となって動くことは当然ですが、ご本人様・ご家族の方もケアプラン作成にしっかりと関わっていくことが重要です!
2.まかせっきりはダメ!ケアプラン作成への関わり方
ケアプラン作成をケアマネジャーにまかせっきりにしてしまうと、いざサービス利用を開始したときに、「こんなはずじゃなかった・・・」とか「このサービス必要ないよね・・・」といったことになりかねません。
とは言ったものの、どうやってケアプラン作成に関わっていけばよいのでしょうか?
ケアプラン作成に関して、ご本人様やご家族の方が頭を悩ませすぎてしまってもよくないので、次のようなスタンスでいてみてはどうでしょうか?
ケアマネジャーに任せるところは任せる!関わるべきところでしっかり関わる!
あまり難しく考えすぎず、この程度のスタンスでよいと思います。
3.アセスメントについて
そして、ケアプラン作成にあたってご本人様・ご家族の方が関わるべき第一のポイントが「アセスメント」と呼ばれる過程です。
アセスメントについて具体的にみていきましょう。
3-1. アセスメントってなに?
「アセスメント」とは英語の「assessment」のことで、「評価」とか「査定」を意味する言葉です。
介護でいう「アセスメント」とは、ケアプラン作成の前段階で、ケアマネジャーが利用者の心身状況を確認したり、利用者・家族の課題(ニーズ)を把握することをいいます。
噛み砕いて言うと・・・
「この人は身体の状態的にこんな援助が必要かな。家族は働いてるし、この時間はこのサービスを入れた方がいいかも。」
といった思考をケアマネジャーが行うプロセスですね。
3-2. アセスメントにどうやって関わればいいの?
アセスメントで重要なことは、「ケアマネジャーとしっかり話をする」に尽きます。
具体的にどのようなことを話しておけばいいのか、オセロが考える「最低限話しておきたいこと」は以下の通りです。
ほかにも話しておきたいことがあれば、遠慮せずケアマネジャーに伝えてください。
困っていることを率直に伝えることがなによりも大切です!ケアマネジャーがより充実したケアプランを作成できるよう、恥ずかしがらず積極的にアセスメントに関わっていきましょう!
今日はここまでです!ありがとうございました!